石川県で満喫する渓流釣りと食。

ゆみ王

2025年03月27日 19:00



奈良から石川県に赴任してまだ数日だが、徐々にこっちの風土に慣れてきた。

前回の白山地方における雪中釣りを職員の方に話すと・・・。

「自殺行為ですよ・・・ここ最近の気温上昇で雪崩の危険もありますから、あの辺りで釣りなんて・・・」



無知な自分、半ば呆れられた表情だった。

反省し、今日は残雪少ない河川の年券を新たに購入。



残雪が乏しい、ここは石川県の「かほく市」。

大海川とその支流へ向かう。



ここは、昔頻繁に通っていた京都美山の渓に似ている。

良さそうだが、何も反応が無い。



なぜだろう。

まったく釣れる気配がない。

北陸の渓、もっと簡単に釣れると思っていたが。



場所を変えてみる。

思わぬ苦戦、もしや奈良県の方が魚のパラダイスか?



釣れないときは、何をしても釣れない。

執着は人間の最もおろかな部分。

もう終わり。



車窓から眺める景色が、どことなく奈良県とは異なる。

波乱万丈の人生をまっしぐら。

僕は、この先どうなっていくのかな。



今日はたっぷり時間はある。

金沢港イキイキ魚市へ。

地元の人曰く、有名な近江市場はぼったくりの様相にて、こちらを勧められた。



近江市場と異なり、人も品数も寂しい印象だが・・・。



店主いわく、「この部分は腹で美味しいからこれを買いな」と。

新鮮なブリ短冊がこのボリュームで千円!!

漁港での楽しい買い物、海無し県での奈良では無かった嬉しさ♪



まだ夕飯には時間があるので、金沢駅周辺を散策してみる。

大阪、京都、奈良に比べたらまだ少ないが、それでも外国人旅行者が多いな。



なにやら良さそうな店を発見。

店内に入ると、能登の地酒が豊富だ。

奈良の地酒が日本一だと思っているが、果たしてこちらはどうか。



石川県の「食」は本当に最高だね。

多くの不幸を土台にして成り立つ、この今の平和な日常。

しかし世の中全て諸行無常、この幸せもやがていずれ終わる。

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