石川県で満喫する渓流釣りと食。
奈良から石川県に赴任してまだ数日だが、徐々にこっちの風土に慣れてきた。
前回の白山地方における雪中釣りを職員の方に話すと・・・。
「自殺行為ですよ・・・ここ最近の気温上昇で雪崩の危険もありますから、あの辺りで釣りなんて・・・」
無知な自分、半ば呆れられた表情だった。
反省し、今日は残雪少ない河川の年券を新たに購入。
残雪が乏しい、ここは石川県の「かほく市」。
大海川とその支流へ向かう。
ここは、昔頻繁に通っていた京都美山の渓に似ている。
良さそうだが、何も反応が無い。
なぜだろう。
まったく釣れる気配がない。
北陸の渓、もっと簡単に釣れると思っていたが。
場所を変えてみる。
思わぬ苦戦、もしや奈良県の方が魚のパラダイスか?
釣れないときは、何をしても釣れない。
執着は人間の最もおろかな部分。
もう終わり。
車窓から眺める景色が、どことなく奈良県とは異なる。
波乱万丈の人生をまっしぐら。
僕は、この先どうなっていくのかな。
今日はたっぷり時間はある。
金沢港イキイキ魚市へ。
地元の人曰く、有名な近江市場はぼったくりの様相にて、こちらを勧められた。
近江市場と異なり、人も品数も寂しい印象だが・・・。
店主いわく、「この部分は腹で美味しいからこれを買いな」と。
新鮮なブリ短冊がこのボリュームで千円!!
漁港での楽しい買い物、海無し県での奈良では無かった嬉しさ♪
まだ夕飯には時間があるので、金沢駅周辺を散策してみる。
大阪、京都、奈良に比べたらまだ少ないが、それでも外国人旅行者が多いな。
なにやら良さそうな店を発見。
店内に入ると、能登の地酒が豊富だ。
奈良の地酒が日本一だと思っているが、果たしてこちらはどうか。
石川県の「食」は本当に最高だね。
多くの不幸を土台にして成り立つ、この今の平和な日常。
しかし世の中全て諸行無常、この幸せもやがていずれ終わる。
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