一休さんの寺へ。人生前向きになる。

ゆみ王

2019年08月24日 21:32



例の白人を引き連れ、京都府は京田辺市にある一休寺へ向かう。

そう、名前の通り、この寺は「一休さん」が晩年を過ごした寺である。

最近はすっかりとキャンプ&釣り熱が冷めてしまい、婚活に夢中となっている。



噂には聞いていたが素晴らしく美しい寺であり、すっかり白人の存在を忘れて風景に夢中になってしまった。



菊の御紋が登場。

ここは特別な雰囲気が醸し出されている。



なるほど、どうやら一休さんの墓所のようだ。

菊の御紋の理由は、一説(ほぼそうらしいが)によると一休さんは天皇の子孫とのこと。



菊の御紋越しに見える一休さんの墓。

素晴らしい光景だ。

白人の存在を忘れ、この光景にうっとり。



¥500でお茶とお菓子を注文し、一休寺の素晴らしい庭園を眺める。



前回訪れた「慈光院」の庭園に匹敵する、素晴らしい枯山水庭園。

白人と会話をすることもなく、ただぼーっと庭園を眺めている。



おっ。出た出た。

誰もが知っている「このはし わたるべからず」

トンチと屁理屈って紙一重だな。



また出た。

誰もが知っている「虎の屏風」

天皇の子孫である一休さんが言えばトンチになるが、ただの百姓が言えば打ち首になっていそう。

不条理、それが人生だな。



なんか石碑がある。読んでみる。

「当たり前の事が 当たり前に出来るように 努力したい」

これ絶対に一休さんと関係ないやろ(笑)

室町時代にこんな概念はなかったはずや・・・。



なんかいかにも最近置かれました感が半端ない石造が沢山登場。

一休寺の関係者よ、これはマイナスだと思う。



一休さんの絵馬が沢山掛けられている。

新右衛門さんや一休さん、それに一休さんと仲の良かったあのツンデレの少女、名前は「さよちゃん」だっけ・・・。

漫画のキャラクターがオールスターで登場。

商売っ気ありすぎてちょっと幻滅(笑)。



寺を出る最後の場所に見事な立て札。

「有露地(うろじ)より無露地(むろじ)へかえる一休み 風吹けば吹け 雨降らば降れ」

有露地は煩悩のこの世、無露地は煩悩のない悟りのあの世。

人生と言うのは、この世からあの世へと向かう、ほんの一休み。

雨が降ろうが風が吹こうが、気にしない気にしない。

バツイチ40歳で貯金無し、全てを失った自分だが、一休さんの言葉が身に染みる。



昔、アニメで見ていて記憶に残っていたな。

気にしない、気にしない、わたしは一休。

一休み一休み。

今ね、ようやくこの言葉の深さが分かったわ(笑)



此の道を行けば どうなるのかと 危ぶむなかれ
危ぶめば 道はなし
ふみ出せば その一足が 道となる その一足が 道である
わからなくても 歩いて行け 行けば わかるよ

石川県「明達寺」の住職、清沢哲夫氏の言葉。

アントニオ猪木が一休さんの言葉として紹介したけど、実は違ったようだ。

白人とのこれからの道、作り出して行こうかな。

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