軽キャンで車中泊、地獄の登山と婚活記。

ゆみ王

2019年10月30日 21:25



滋賀県は東近江市にある、とある宿営地に到着。

明日は早朝より、竜ヶ岳という山へ登る予定。



軽キャン内で宴の準備をする。



この前に鉄鍋を買ったところだが、一人で食事するには手っ取り早く捨てられるアルミ鍋が一番。

ダイソーで2個¥100で売っていた。

洗う手間を考えると、見た目が悪くてもこれが一番だと思う。



いつもの「生ワンタン」が売れ切れていたので、今日は安物の乾燥ワンタンスープを作る。



具はいつものように唐揚げ。

これに、もやし&刻みネギを入れる。



完成。

これぞ男飯。

旨すぎる・・・。



ふ~。

一息つく・・・。

実は今、結婚前提でお付き合いしている白人・・・。



終わりそうなんだ・・・。

最近、急に白人からのラインメッセージが淡白になった・・・。

何かあったの?と聞くが・・・。



何もありませんよ、との事。

でもね、明らかに何かあったのだ。

この空気、分かるかな。

分かりやすく言うと、スーパーのレジ店員さんが少なくて、長蛇の待ちお客さん列が出来ている時に、我慢して並んでいてようやく次に会計出来ると思った時に、隣のレジが開通して「次にお待ちの方どうぞ」と言われるんじゃないかという不安感に似た感触・・・。

例えが長すぎるわ(笑)



振り返ると、思い当たることがある・・・。

前回のデートで、ついに結婚するまでの具体的な日にちが話題になり、籍を入れる大まかな日にちを決めたのだ。

白人は、ほっとしたのだろう・・・。

今まではラブラブメッセージのオンパレードだったのに、めっちゃ淡白になってしまった。

まだ釣ってもいない魚、針を引っ掛けただけなのに、これが白人の姿だったのか・・・。



白人は、ただ、結婚したかっただけなのか・・・。

急に自分の気持ちが冷めてきた・・・。

こうなったら、いっそ白人を切り、次の婚活に向かうか。



実は、職場に白人を遥かに超える美しい女性が居るのだ。

通称、クレオパトラ。

すれ違うたびに、いつも心の中で「クレオパトラ、お疲れ様♪」と挨拶していた。

このクレオパトラ、すさまじい美しさなのに、出会いが無くなんと婚活中らしい!!

しかも、近々婚活パーティーへの参加を予定しているとか!!



でもね、なかなか一歩を踏み出せない決定的な事実があるのだ。

それは・・・。



白人とクレオパトラ、友達同士なのだ!!

もちろん、自分が白人と付き合っていることも、クレオパトラは知っている・・・。



この状況下でクレオパトラにアプローチしたら、自分はただの獣やないか・・・。



自分はどうしたら良いのだ!!

どうもせんでよいし(笑)

※このブログ、一応釣りと登山がメインですから・・・。



こういう時は、とりあえず寝る。



おはよう。

鈴鹿山系を眺めながら、早朝からクロワッサンとコーンスープを飲む。

ブルジョワジーになった感じ♪



竜ヶ岳の登山口である「宇賀渓駐車場」へ到着。

赤〇で囲んだ部分が竜ヶ岳山頂。

あんな所まで行くのか、吐きそうになるわ・・・。



今日は二日酔いで体調絶不調。

色々とコースがあるが、一番楽そうな名前である「遠足尾根」というコースを選ぶ。



ドコガ・・・エンソク・・・デスカ・・・。

序盤は大したことないが、すぐに急登となり、それが延々と続く・・・。



もう嫌になってきた。

あまりのしんどさで途中で引き返そうか、そう思うたびに、脳裏に流れる音楽がある。



ゴールはここじゃない♪ まだ終わりじゃない♪♪

そうだ。登り始めて10分だ。ゴールはここじゃない。

っていうか、登り始めたとこやないか(笑)



めっちゃしんどい・・・。

綺麗な高山植物を発見。

これが見れたから、もう引き返しても良いか・・・。



ゴールはここじゃない♪ まだ終わりじゃない♪♪

もうちょっと頑張る!!



倒れる寸前の状態・・・。

やっと尾根に出てきたが、赤〇で囲んだ山頂までどれだけ遠いねん・・・。

頂上が見れたから、もう引き返そうか・・・。



ゴールはここじゃない♪ まだ終わりじゃない♪♪

ん・・・・なんか違う画像や。



もう少しで頂上!!

最後の最後でまた急登・・・。



着いたど~!!

この前に登った標高約1700mの鳥取大山よりもしんどかったぞ・・・。



みんなカップルで来てるな。

自分は寂しく一人で昼食。



この竜ヶ岳、非常に面白い現象を目の当たりにした。

山頂ではなく、この景色が見える山頂手前でランチをとる年配の登山客が多数いた。

山頂に行って分かったが、この山は手前の景色のほうが確かに絶景だ。

年を重ねた人、そして何度もこの山に来ている人だからこそ、これが出来るのだろう。



山登りって、ただ山頂を目指すのではなく、色々な楽しみ方があるな。

竜ヶ岳、すごく勉強になった山になりました。

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