軽キャンで行く、三重県宮ノ谷渓谷と珍布峠。少し婚活記。

ゆみ王

2019年11月17日 21:53



ここは三重県松阪市飯高町に位置する宮ノ谷渓谷。

三重県松阪市と言っても、限りなく東寄りで奈良県との県境。

飯高町という場所、40年生きていて一度も聞いたことが無かった地名だが、ちょっと危険で紅葉が素晴らしいらしい。

白人を引き連れて、一泊二日の行程でやってきた。



実は今朝、白人の家に迎えに上がると・・・。



おはようございます。

ちょっと母親が会いたいようなので、会ってもらっても良いですか?



えっ!!

ちょっと急すぎる!!なんでお母さんに会わなあかんの!?

動揺していると、ついに白人の母が登場!!



おはようございます。はじめまして。



えっ・・・。この人が白人のお母さん!?

和田勉にしか見えないんですけど・・・。

正直、女性か男性か分からない(笑)



娘は母親に似るって言うけど、これが白人の将来像なのか!?

やっぱり今のうちに別れようか・・・。

でも、離婚した元妻のお母さんは人柄も容姿も素晴らしかったけど、その娘は全く似なかったしな・・・。



なんにせよ・・・

なんで和田勉なんだよ・・・。

せめて和田アキ子だったら・・・。

どっちも一緒か。

見なかったことにしよう♪♪




話は戻る。

ようやく、宮ノ谷渓谷をスタート。

滑落死多数の看板、行方不明者を求む看板が立っている。

趣味はカフェ巡りという超インドアの白人。

泣きそうな表情になっているが、そんなの・・・。



そんなの関係ねぇ♪ そんなの関係ねぇ♪

一歩踏み外したら確実に「死」が待ち伏せている山道。

2時間経過。

あともう少しで立派な滝が見える地点で、寡黙だった白人が口を開く。



私、もう、無理です・・・。

ついに白人がギブアップ!!

まさかのまさか、途中で引き返すことに。

不完全燃焼だがやむを得ない。



宮ノ谷渓谷から車で25分位。

温泉のある道の駅「飯高道の駅」へ到着。

今日はここで温泉に入り、一休みする予定。



軽キャン内で鍋を食べる。

恐怖から解放された安堵感からか、白人が勢いよく豚肉を食べる。

お母さんみたいにならんでくれよ・・・。



私、今日はすごく疲れたので、もう寝ます。

と言って、そっこう寝袋に入って熟睡してしまった。

しばらくして、自分も就寝。

すると深夜、なにか大きな音がして目覚める。



えっ・・・。

白人のそれはそれは凄まじい、いびきで目が覚める。

この子、女子なのに男顔負けのいびきをかく!!

うるさすぎて眠れない・・・。何とか耳栓をして寝袋に入ると・・・。



今度はなんや!!

寝ぼけているのか、急に大声で一言叫び、また深い眠りに落ちる・・・。

もう、訳が分からないんですけど(笑)



白人は熟睡出来たようだが、自分は殆ど眠れなかった・・・。

とりあえず、今日は早朝から「珍布(めずらし)峠」へ向かう。

この峠へ至るウォーキングコース、道の駅飯高が始点となって、2時間程で道の駅に戻ってこれるらしい。




櫛田川を横に、素晴らしい風景を眺めながら散策する。

奈良県天川村のみたらい渓谷に引けを取らない美しさなのに、2時間以上の道中で誰一人すれ違うことはなかった。




自宅への帰り際、道の駅のパンフレットで初めて知った、紅葉&本堂へ至る山道が美しいらしい飯高町の泰運寺へ向かう。

ここはさほど有名ではないらしく、でも知る人ぞ知る場所のようで、地元民らしき人たちがチラホラと訪れていた。

紅葉か人、どっちを見に行っているのか分からない場所に行くよりも、自分はこういう場所に魅力を感じるわ。



人生、悲観的になったら終わり。

どんな状況であれ、楽観的に楽しく生きよう。

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