ナチュログ管理画面 淡水釣り 淡水釣り その他 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

2025年03月30日

ずっと釣れない渓流釣りと被災地輪島を訪れて。



奈良県から石川県への単身赴任生活、早くも一週間が経過。

徐々に風土にも慣れてきた。

ここは、石川県かほく市の大海川。



こんなに良い渓相なのだが、今日も全く釣れず・・・。

川の透明度も遥かに奈良県の方が美しい。

調べたところ、数年前に大規模ソーラー工事をして以降、水質が濁っているとか。

僅かばかりの電力と引き換えに、美しい自然を破壊する愚かな人間。



今日も駄目。

今のところ、渓流に関しては奈良県の方が魅力的か。

雪代が落ち着き白山地方での釣りが出来るまで、しばらく中断しよう。



石川県輪島漆芸美術館へ。

昨年元旦に被災した輪島市内、以降は人口流出で人が本当に少なく、倒壊した家もまだ多数残っていた。

この町は、果たして復興出来るのだろうか。



漆塗りの地球儀。

これは荘厳だった。

関西万博に出展されるそうだ。



市内で唯一、一店舗のみ、営業が出来ている輪島塗の店へ。
※商品撮影や掲載など許可を得ております。

被災地支援の一環、お金を現地に落としていこう。

※格好良い発言、自分も大人になったものだ。



のぼりを見て思う。

千円位の買い物でも良い、要は応援する気持ちが大切だ。



素晴らしく美しい店内。

女将さんらしき方が出てこられる。



女将、出来る範囲で被災地の力になりたい。

何かおすすめの輪島塗を売ってはくれぬか?



女将は言う。

これなんかいかがでしょうか?



ん?四万円??無理無理、そんな金無い、ボクノーマネーノーマネー(笑)

でもなんか桁が少し違うような・・・もう少し詳しく見てみる。

よ、よ、よ・・・。

四百万円・・・!?



まずいぞ・・・。

輪島塗、さっきの美術館でその生産過程を知っているため、大変な労力で高価だとは認識していた。

しかし、物価は上がれど賃金は上がらずで、生活苦である自分の予算は千円以内だぞ!!



女将よ、私は鑑賞用の輪島塗よりも、日々食器として使用される輪島塗に興味がある。

そういった品物を教えてくれぬか。

※本当は予算400円位が理想ですなんて、口が裂けても言えね~(笑)




これなんかは日常で使えますよ♪



どれも数万円・・・。

輪島塗、素晴らしい工芸品だが自分とは住む世界が違いすぎる!!



俺はなんて馬鹿な人間だ!!

輪島塗が¥400程度で買えるわけ無かろうが(笑)

しかし、現地で被災され、とてつもない苦しみを受けられた方々に少しでも貢献したい気持ちが強い。



買った・・・。

この際、値段を気にせずに、もう好きなものを買ってみた。



明日からしばらく、昼飯を食べずに節約したら良いだけだ♪



いつもの採れたて魚が格安で買える市場へGO。



今日は休日やから客が多いな。※在一週間で既に現地人になりきっている自分。



大きなクロダイとイカ三杯、これだけ買って千円。

ぼったくりの近江市場では考えられない価格。



大量に入ったアンコウの切り身、これも千円ぽっきり。

もうここで買い物すると、奈良県のスーパーで魚は買えないな。



こんなに大きくて美味いあん肝、今まで食べたことが無かった。



奮発して買った輪島塗の丸盆が素晴らしい。

輪島塗の箸置きと箸、これは女将がプレゼントしてくれた。

理由は、被災直後に奈良ナンバーのボランティアが一生懸命に助けてくれたから、そのお返しだと。

目の前の人に良いことをすると、その人は気分が良くなり、またその目の前の人に良いことをするだろう。

人々が幸せになる最も単純な理論だが、多くの人々はそれが中々出来ない。  

2025年03月27日

石川県で満喫する渓流釣りと食。



奈良から石川県に赴任してまだ数日だが、徐々にこっちの風土に慣れてきた。

前回の白山地方における雪中釣りを職員の方に話すと・・・。

「自殺行為ですよ・・・ここ最近の気温上昇で雪崩の危険もありますから、あの辺りで釣りなんて・・・」



無知な自分、半ば呆れられた表情だった。

反省し、今日は残雪少ない河川の年券を新たに購入。



残雪が乏しい、ここは石川県の「かほく市」。

大海川とその支流へ向かう。



ここは、昔頻繁に通っていた京都美山の渓に似ている。

良さそうだが、何も反応が無い。



なぜだろう。

まったく釣れる気配がない。

北陸の渓、もっと簡単に釣れると思っていたが。



場所を変えてみる。

思わぬ苦戦、もしや奈良県の方が魚のパラダイスか?



釣れないときは、何をしても釣れない。

執着は人間の最もおろかな部分。

もう終わり。



車窓から眺める景色が、どことなく奈良県とは異なる。

波乱万丈の人生をまっしぐら。

僕は、この先どうなっていくのかな。



今日はたっぷり時間はある。

金沢港イキイキ魚市へ。

地元の人曰く、有名な近江市場はぼったくりの様相にて、こちらを勧められた。



近江市場と異なり、人も品数も寂しい印象だが・・・。



店主いわく、「この部分は腹で美味しいからこれを買いな」と。

新鮮なブリ短冊がこのボリュームで千円!!

漁港での楽しい買い物、海無し県での奈良では無かった嬉しさ♪



まだ夕飯には時間があるので、金沢駅周辺を散策してみる。

大阪、京都、奈良に比べたらまだ少ないが、それでも外国人旅行者が多いな。



なにやら良さそうな店を発見。

店内に入ると、能登の地酒が豊富だ。

奈良の地酒が日本一だと思っているが、果たしてこちらはどうか。



石川県の「食」は本当に最高だね。

多くの不幸を土台にして成り立つ、この今の平和な日常。

しかし世の中全て諸行無常、この幸せもやがていずれ終わる。  

2025年03月25日

波乱万丈の2025渓流釣りスタート。



半年ぶりの記事更新、この半年間、色々と劇的な変化があった。

石川県は金沢駅の「鼓門(つづみもん)」※名称はどうやら石川県名産の太鼓が由来らしい。

二十数年前、まだ二十代前半の頃、元妻とまだ付き合っている時に訪れた場所でもある。

もちろん、当時はこのような人工物は無かったし、元妻に裏切られるとも思っていなかったがね。



奈良県から数百キロの移動、付き合いが長くなった軽キャンピングカー。

無用の長物とも揶揄される乗り物だが、自分にとって君はドラえもんだ。

ん?でも奈良県民のあなたがなぜ石川県にいるのかって?

それはだね・・・。



なんと、来月から金沢へ異動命令が下ったのだよ・・・。

大都市大阪での勤務に充実している日々だった。

しかし、皆は栄転と言ってくれるから、きっとそうなんだろう♪♪



ラーリ、ラーリ、ラッリホー♪♪

来年度に備え、早々に勤務先の金沢へ入植♪

そして早速、渓流釣りメジャーリーグとも呼べる、石川県を代表する河川の「手取川」へ車を走らせる。

遂に、その支流へ到着。



コレガ・・・ギン世界・・・。

温暖地方で育った自分。

今まで見たことも無い積雪量で衝撃を受ける・・・。



雪代、これが雪代というのか・・・。

雪解け水が多量で川は増水。

噂には聞いていたが、これが本場の春の渓流なのか。



無謀な世界に挑戦している空しい光景。

大河の一滴にも届かない、爺さんの小便様の一滴だった。



過酷な環境・・・。

ボク・・・栄転じゃなくて・・・トバサレタノ・・・?

もしかして、自分は組織から追い出されてしまったのか??
※気づくの遅すぎ(笑)



ガードレールが雪に隠れている。

自分の位置すら良く分からず、徐々に危険性を認識してきた。

こういう世界に無知な自分は、執着せずに退却するのが得策。



手取川支流。

他に遊漁可能な河川を訪れるが、雪深く道路が遮断されている状態。

今日の北陸デビュー戦は完敗。



帰り路、関西人には新鮮なスーパーを発見。

「大阪屋」

大阪に有りそうな商号で笑える。

今宵の食材を購入。



魚のすり身のことを、北陸は「めぎす」と呼ぶそうだ。

ご当地食材を買ってみたかったが、今日は日本トップレベルである北陸の刺身を味わいたい。



美味い・・・。

さすがは北陸。

能登湾は地形が複雑でね、荒波が脂を乗った魚を育むのだよ。



三重県産って書いてあるけど・・・。



人生って、本当にまさかの連続だな。

このたった数年間で、奥さんも変わり、子供も変わり、職場も住む箇所も複数回変わった。

変化はストレスだが、安寧もまたストレスである。

自分は、変化の人生を好む。  

2024年09月15日

2024.奈良、十津川水系釣行5戦目。~人生を考える~



これは、丁度ひと月前の釣行の思い出。

いつものように、奈良県は十津川水系の支流へ釣りに出かけ、その後親しい人と焚火キャンプをした出来事だ。



今までとはステージが変わったと感じる今年の夏。

普段なら気持ち良く眺める雄大な大自然だが、今年はただの苦行。



初めて訪れるポイント。

命の危機を感じる高温、釣り人は自分の他に誰もおらず。



暑さにて適当にボッーと毛ばりを投げると・・・。



ゼロを回避させてくれた君に、感謝の気持ちで一杯だ。



一匹釣れると、邪まな気持ちがつい芽生えてしまう。

もっと釣りたい・・・邪悪な気持ちで毛ばりを投げると・・・。



追星が満開の性欲旺盛なカワムツ。

思春期、魚も人も同じだ。



この後は、親しい釣り友と合流して焚火一泊キャンプ。

一度しかない人生、生まれた時から誰もが「死」という崖に突き進むこの世。

その崖に向かう道中、いかに素晴らしい「人」に出会い、自分を磨き、やがて訪れる恐怖を気晴らして生きることが、この世の存在意義なのか。



その数日後、夏休みを利用してずっと行きたかった場所へ。

この型式を最後に姿を消した、日本が世界に誇るレガシィツーリングワゴン。

SUV全盛期の昨今、セダン・ワゴンが姿を消し去り日本の道路は皆同じ風景となってしまった。



奈良県世界遺産。

車を数時間走らせ玉置神社へ到着。



さすがは世界遺産、平日だが参拝客の足が途絶えることは無い。

確か「導かれた者しか辿り着けない」と言う言葉が有名なこの神社。

所々、明らかに中年の不倫カップルらしき姿が居て笑える。



神社の雰囲気は、ネットで皆が盛り上がる程は何も感じず・・・。

こういう所が、僕が周囲との違和感を感じる点なのだろう。




さて、お次もいつか行ってみたかった奈良県は橿原考古学博物館へ。

実はね、僕は縄文時代が大好きなのだ。



この博物館は凄かった。

縄文時代、弥生時代、古墳時代、飛鳥時代と、分かりやすく順番に国宝級の発掘品が陳列されている。



縄文時代とは1万5千年近く続き、たった数百年の弥生時代とは歴史の重さが異なるのだ。

この縄文土器、凝った造形で文化の成熟度を感じるのだが・・・。



弥生時代に変わると、今までの縄文土器って何やったの?

と思える位に、幼稚園児の落書き程度の作品に退化(変化)してしまう。



僕は考古学の全く素人だが、縄文時代⇒弥生時代に移り変わった大きな原因は、たった一つしか無いと思う。



争いが無く武力を持つ必要性が無かった縄文人は、渡来人の到来で「進む道」を変えざるを得なかったのだろう。



順風満帆に進んでいる、自分・仕事・家族、これらはやがていつか終焉を迎える。

予期せぬ終焉を迎えた時に、そこで立ち止まるのか、新たなう回路を探して新しい「道」」を作るのか。

答えは、まだ僕には分からないが、う回路を歩み出してもう六年が経った。



現実を受け入れる。言葉ではたやすいが、そんなこと完全に出来ない。しかし、そこで立ち止まることも出来ない。

進むしかない。べつの道を、一生懸命に。



縄文人が残した石棒のように、逞しく生きていこう。  

Posted by ゆみ王 at 23:52Comments(6)テンカラ渓流釣り

2024年05月24日

2024.奈良、十津川水系釣行4戦目。~6年ぶりの熟睡~



心を洗濯しに、奈良県は十津川水系のとある渓へ。

いつものように前乗り。


仕事を終え、車を2時間ほど走らせ現地へ到着。

この瞬間が一日で最も幸せであり、そう考えると人の幸福度向上は案外安上がりに済む。



一人で飲んでいると、ついネガティブなことばかり考えてしまう。

離婚してから、今年でもう6年になる。

それ以来熟睡したことはなく、悪夢を見るか、目を閉じるかだけの日々だ。



昔はHな動画を毎日見れるほど元気だった。

今ではせいぜい、週に5日位しか見る元気がない。

さて、今日も目を閉じる作業に入るか。



鳥のさえずりで目を覚ます。

なんて気持ちの良い朝。

おそらく、6年ぶりの熟睡だ。

寝られた理由は分からないが、自分の心の中で、何かが変わってきたような気はしている。



今日は平日だが、釣り人らしき車が次々に上流へ向かっていく。

自分の主戦場は下流のチャラ瀬で釣り人ゼロ。

競争が苦手な自分は、釣れなくてもこういう場所でゆっくり過ごしたい。



相変わらず水量は少ない。

しかし、こういう方が渓魚の居場所が限られむしろ釣りやすい。



一投目でヒット。

上流へ群がる釣り人たちよ、これぞまさに灯台下暗し。



下流は自分が好きなオイカワが釣れるのも魅力的だ。



雑魚とは言えない、綺麗な文様がもうすぐ出現してくる時期。



このポイントへ到着。

水流、流速、豊富な餌、どの要因が影響しているのかよく分からないが、何故かこのポイントで釣れるアマゴは筋肉質で素晴らしいファイトが味わえる。

毛ばりを投げると、ぐいっとラインが動き合わせる!!



こ・・・こ・・・こいつは・・・!!



今シーズン初の三島由紀夫アマゴや~♪

※三島由紀夫アマゴとは、知性・肉体美・闘争心など全ての項目においてハイレベルのアマゴを指す(ゆみ王,1978)。



なんだろう。

いつもはずっと釣りをしていても、悩み事ばかりが脳裏をよぎっていた。

しかし今日はどうも違う。

すごく、楽しい・・・。



いつの間にか止めていた、渓流でのごみ拾い。

なぜか分からないが、自然に今日はごみを拾っていた。



花を見ると、いつもこう思う。

花のように人を癒して、見返りを求めない人生を送りたいと。



最近、久しぶりに本を買った。



20歳代で四肢麻痺となり、唯一動く口で絵を描かれるようになった方の本である。

ヤフーの下らない芸能ニュースばかり見る妻よ、そういう時間をこういう読書に費やしておくれ。



三島由紀夫アマゴのおかげで、心の洗濯は完了。

早々に帰宅し、息子と散歩へ。

また父親にしてくれて、ありがとう。  

2024年05月04日

2024.奈良、十津川水系釣行。~3戦目は会心の三撃~。



休日出勤ばかりで名ばかりGWスタート。

異常な程の仕事量で、トイレのドアを閉める直前にも声を掛けられる状態。

働き方改革・・・。

この言葉は、生産性が高いと思い込まれている人の仕事量を、さらに上げている改悪ではなかろうか。



ここは、奈良県は十津川水系のとある渓。

ようやく、ようやく、自然に触れ合い向きあう癒しの時間が到来。

今日は夕刻から釣りをして、その後はソロキャンプにて英気を養う予定だ。

少しばかりの時間、明日への予行演習を開始。



すさまじい渇水状況。

以前の自分なら、目ぼしいポイントのみ毛ばりを投げて先を進んでいた。

しかし今シーズンは変えて、一か所に時間を掛けて丁寧に攻略していく。

必ず出ると確信したポイント、ずっと出ないが、毛ばりの流し方・落とし込み場所のトライ&エラーを繰り返すと・・・。



きた。

素晴らしいファイトで綺麗なアマゴ。

テンカラ釣りのスキル、いつの間にか上達していた。

この間に、自分のブログにコメントをくれた方々、ブログを辞めた方々、諸行無常を実感する。



どれだけ釣ったかよりも、どういう釣りをしたか。

そして、釣りを通して、どう自分の心を磨いたか。

どうも最近の自分は、そういうスタンスで「釣り」という遊びに向きあっているようだ。

渓魚はまったく出ないが、何度も何度も、ポイントを見逃していないか丁寧に毛ばりの流し方を変える。

すると・・・。



会心の二撃目。

トライ&エラーを繰り返すこと20分程度。

たまたま釣れたビッグサイズよりも、考え抜いてようやく引き出したミドルサイズの方が価値はあると思う。



ここは、とても印象的だった。

個別性と表現するのが妥当なのか、とても変わった性格をしたアマゴだった。

何度も水面を飛び出しては毛ばりを見限り、かといってすぐにアタックしたりと、とにかく面白い魚だった。



こんな子だった。会心の三撃目。

このような積極性があり、ファイトがあり、意外性のある個体。

しかし、このような子たちはいま、日本では「特殊な子」として扱われ、支援という名の元に標準化への変容を強制される。

社会に出れば、他と異なる違いを求める社会なのに。

果たして、おかしいのはどっちか・・・。



ふ~。

一時間ちょっとの釣りだったが、とても充実した内容だった。

人生も、何年生きたかでは無く、どう生きたかが重要だと思う。



日が暮れ、焚き火をしていると、色々と物思いにふける。



人間は概ね、人生の1/4の時間を仕事に費やすと言われている。

逆に考えれば、3/4の時間は仕事以外の趣味など余暇の時間だ。

これが意味するのは、何か。



仕事が楽しくても苦しくても、それは人生のごく一部分である。

つまり、人生を充実させるには、やはり人間は仕事以外の「何か」を見つける必要があるのだろう。



「仕事」はしなければならない。

「遊び」は別にしなくてもよい。

しかし、こうも人が「遊び」にエネルギーを向ける理由は、やはりそうした理由があるのではないか。

明日の釣りに備えて、今日は早めの就寝。



おはよう。

目が覚めて渓流に目を配ったが、昨日と同じくあまりの渇水で釣りをする気が起こらず。

早々に帰宅し、昼から庭で一杯。

都会の人たちはよく田舎を馬鹿にするが、GWに自然を求めて田舎に足を運ぶ。

僕は、都会の人たちが癒しを求めてやってくる田舎に住み、昼から一杯やる。



家庭菜園で今年から始めた青じその飼育。

所々虫に食われているが、日に日にグングン成長している。



豚バラと青じそのコラボ。

これは中々美味い。

人間の幸福度って、案外こうした些細な部分だと思う。



睡蓮鉢の金魚も元気。

オティンティンも元気。

皆様も良いGWを。  

2024年04月21日

2024.奈良、十津川水系釣行。~2戦目は大苦戦~。

今日は自宅に妻の友人が来るとのことで、気を使って無理やり外出&日帰り釣行へ。

2回目の家庭、今のところは順調・・・。



いつものポイントが渇水過ぎるので、普段と異なり少し上流から入渓。



入渓箇所にそびえ立つ廃校。

明治8年に開校し平成13年に閉校したとの記念碑がある。



廃校跡を眺めていると、ついノスタルジックな気分となり、前妻との子供たちの笑顔が頭によぎる。



美しい渓に降り立つ。

釣りに求める物は人それぞれ異なると思うが、僕は美しい自然に癒されたい気持ちが一番で、釣果はグンと下がってその次である。



時間は昼食時、まずは腹ごしらえ。



渓流でのカップラーメン、高級店でウンチク並べる美食家に一度体験させてあげたい。



真っ昼間からの釣行スタート。

4月と思えない初夏の陽気で、今日は苦戦しそうだ。



去年の今頃は出現しなかった魚たち・・・



今日は既にカワムツ多数。



一級ポイントに毛ばりを投げるも・・・



婚姻色出かけのオイカワ。

もう、季節がオカシクなってるね。



去年と異なり思わぬ大苦戦。

地面を見るとアリが這っている。

思い切って毛ばりの色をベージュ→黒色にチェンジ。



絶対に出ると直感が働いたポイント。

何度も何度も、丁寧に毛ばりの流し方を変えてチャレンジしていると・・・



よっしゃ~!!

苦心して、考え抜いて引き出した一匹は最高だわ。



今シーズンはね、一つのポイントで毛ばりの流し方を何度も変えて、じっくりと考える釣りをしていこうと思っている。



ここも、絶対に出ると思ったポイント。

しかし出ない・・・

数cm単位で毛ばりの流し方、落とすポイントを考えてトライし続ける。



来たぁ~♪

普通のサイズだが、考え抜いて引き出した一匹。

アドレナリンが噴出する釣りとは、何もサイズだけじゃ無いと思う。



春だな~。

新年度、新人も含めて色々な人間がやってきた。

Z世代と呼ばれる彼ら、僕ら昭和世代とはまるで別の民族だ。

指導するために「もう少し近くに居てくれないと話しかけにくいでしょ?」と伝えたら・・・



じゃあ、何センチくらいの距離に居れば良いですか?



えっ!?

何センチ・・・。



多様性。

パワハラ、モラハラ、就職氷河期の時代を生きてきた自分にとっては、夢のような言葉だ。

この子達が引っ張っていく日本、どんな未来になるのかな。



釣行を終えて庭で一杯。

新緑の季節だな~。



つつじが本当に綺麗。

自分も花のように、人を癒して何も見返りを求めない生き方をしよう。



去年に植えた山椒の木。

すっかり枯れたと思いきや、どんどん芽が出て来た。

またアゲハ蝶が来てくれるかな。



早いもので、この家に来てから3シーズン目の家庭菜園。

当初は土を掘っても全くミミズが居なかったが、今では土を掘ればミミズだらけ。

土を成長させる楽しみも、家庭菜園の醍醐味だね。



らんちゅう達の性欲も活発になってきて、オスがずっとメスの肛門にアタックして楽しそう♪

ボクモ・・・キンギョニ・・・ナリタイデス・・・。



エビ専用水槽も非常に調子が良い。

エビの糞尿が水草の養分となり、ずっと水質がクリアなままだ。



抱卵している個体が多数。

次回の記事更新の際には誕生しているかな。
  

Posted by ゆみ王 at 09:23Comments(6)テンカラ渓流釣り

2024年04月07日

奈良十津川水系でテンカラ釣りとソロキャンプ。~2024.開幕戦~

半年以上ぶりの記事更新。

二日前に大事件があり、深刻な精神的ショックを受けたが、僕は生きています。



2024.渓流釣り始動。

場所は昨年と同様、奈良県は十津川水系のとある渓。

ここはね、難易度が高い故に釣り人が居らず、テンカラ達人の自分にとって打ってつけの場所なのだ。



日が暮れるまで、まだ少し時間がある。

今夜の焚き火キャンプを楽しむ前に、少しばかり毛ばりを投げてみるか。



渓に降り立つが、いつもの通り人の気配はゼロ。

人気河川で煩悩まみれに釣りするより、例え釣れなくても自分にはこういう場所の方が合っている。



渇水と思いきや、結構な水量。

こういう時はね、底石の位置、そして流速を見極めて毛ばりを投げる。



開幕戦、初安打を記録。

小柄なサイズだが、この渓での命のリレーが確認できホッとする。



ここは、底石が無数のポイントだった。

こんな場所は非常にeasy。

穏やかな流速箇所を適当に見つけ、ただ毛ばりを打ち込むのみ。



中々の面構えであり、素晴らしいファイトだった。

キャンプ前夜祭としてはもう十分。

無駄に渓流魚を傷めるのは止めよう。



軽キャン、釣り、キャンプ、この組み合わせは3種の神器だ。



テンカラ釣りも少々マンネリ化してきたので、今シーズンはキャンプ要素のウェイトを増やしていくつもりだ。



数日前に起こった大事件が脳裏をよぎる・・・。

現在の職場の仕事量が半端なく、自分の精神的疲労が最高潮に達していた。

いけない事だと思いつつも、自分はとある店に向かった。



そこは、気品高い女性たちがマジックミラー越しにHなパフォーマンスを披露する店だった。

カーテン一枚で閉ざされた個室、普段のブッダのような自分はもうそこには居ない。

よだれを流して楽しんでいると、新たな客が入ってきたようで店員の声が聞こえる。

「ではお客様、4番のブースに入ってお楽しみください」と。



ん?気のせいか・・・4番のブースには自分が既にいる。

まさか、おそらく聞き間違いだろう。

制限時間があるので、目の前で繰り広げられる最高のパフォーマンスに集中する。

すると、思わぬ展開が待っていた・・・。



なんてこった!!

自分の個室に間違って案内された客が本当に入ってきやがった!!



こんな恥ずかしい姿、お袋や親父にも見られたことが無いのに・・・。

でも多分、一番の被害者は間違って案内された客だったかもな・・・。



焚き火が終わる。

ゆっくり燃え始め、そして激しく燃え、やがて下火になり、そして灰となる。

人間の生命と同じだ。

自分は今、どこのステージだろう。

恐らく、激しく燃えている最中か、下火に入る入口だろう。



この世って、この世界って、一体なんだろう。

良い学校を目指し、良い企業を目指し、お金を欲し、しかし結果は全ての生物が同じで土となる。

もう寝よう。



おはよう。

昨年に苦しんでいたPTSDの夢、いつの間にか解放されていた。

心の傷は生涯癒えないが、諸行無常ですべて移り変わっていく。



2日目の朝。

今シーズンのメイン使用である4.6mの長射程テンカラ竿。

長くて重くて扱いにくいが、その反面渓魚から気付かれにくい。



昨日よりは減水しているが、それでも水量は十分以上。

長射程テンカラ竿から、毛ばりが発射される。



すぐに釣れる。

これは放流魚か?

内心、ここの漁協は遊漁券代を懐に入れて一切放流していないと思っていたので、少し安心した。



コンスタントに釣果を重ね、執着しない自分がつい執着して何度も毛ばりを流した箇所。

適度な深み、最高の流速、一級ポイントとは呼べないが、嗅覚が働いた箇所だった。



読み、ファイト、適度なサイズ、すべてが高次元で実現された最高の一匹だった。



いくらでも釣れそうだが、執着を消し去り今日は終了。

早く帰って、自分を待ってくれている幼子を花見にでも連れていってあげよう。  

2023年09月24日

奈良、十津川水系釣行。~12戦目~ 今シーズン終了。



ここは、奈良県十津川水系のとある渓。

時が過ぎるのは早く、あっという間に今シーズンのラスト釣行。



数日前に、奈良県を襲った線状降水帯。

普段は渇水の下流が、今日は見違える光景。

ここはね、以前増水時に大物が出たため、予定していた上流釣行は止めてこの場所での釣行を決断。



大物を期待して毛ばりを投げると、まさかのカワムツ・・・。



一級ポイント。

ワクワクしながら毛ばりを投げ、ラインの僅かな動きを見逃さずに合わせる!!



大物には程遠い、煮干しサイズのチビアマゴ・・・。

でも、これは渓魚の再生産がこの場所で行われている証拠であり、嬉しくもある。



めぼしいポイントで毛ばりを投げると大きくラインが動き、大物か!?

と思ったら、大きなオイカワ。

オイカワも良いのだけれど、やっぱり7月の婚姻色満開のオイカワには及ばない。



底石の位置、波立っている水面、流れる速度を見極め、考え抜いた渾身の毛ばりを投げる。

毛ばり着水後、2秒程度経過すると僅かにラインが動いた。

今度もオイカワか~、と思って合わせると・・・。



ズシリ・・・。

なんだ、この感触は・・・!?

すんごい引き!!中々こっちに来ない!!

これは絶対に、求めていた・・・。



釈由美子アマゴや~!!

※釈由美子アマゴとは、サイズを抜きにして、引き・魚体・釣りの面白さなど、各方面を総合してトップクラスのアマゴと認定される個体である。

フックが外れないかハラハラしながら竿のしなりを堪能し、ようやく引き上げに成功!!



力士のようなサイズを想像していたが、予想外に引き締まった全身筋肉質のアマゴ。

これは・・・まさに・・・伝説の・・・。



三島由紀夫アマゴや~!!

※三島由紀夫アマゴとは、凄まじい筋肉質&シャープなボディを持った尺アマゴに匹敵する個体である(2023,ゆみ王)。

この一匹で、今シーズンを終わらせたい、心底そう思えるやりとりだった。

もう、今日の釣りは終了して野営地へ戻る。



基本は孤高の釣り師の自分だが、到着を待ってくれている人がいる。

超人気ブロガーの「八兵衛」さんである。

今日は互いに奈良県の大自然を満喫し、その後この秘密の場所で合流する約束をしていた。



一人で乾杯するのも良いけど、やっぱり人間、こういうのも楽しいね。



ブログって、本当に良いね。

同じ趣味、似たような思考の持ち主を引き寄せてくれる。

何時間も深い話をしていて、すごく楽しい時間を共有させてもらった。

睡魔に襲われ、僕は先に就寝。



朝を迎える。

先週とは打って変わり、凍えるような夜だった。

たった一週間で季節は大きく変わる、たった一日で人生は大きく変わる。

人生とは、概ね悪い方向に変わるのが常である。

しかし、その悪い方向と対峙して、自分の魂を崇高な方向へ磨き上げることが、この世の存在意義であり、生きる使命だと最近思う。



外に出ると八兵衛さん、数時間前から既に起床されていたようだ。

この方の笑顔は、色々な苦しみを経験して醸成された本当に良い表情をされている。

「表情」とはよく言ったもので、心を表に表すものである。



冷え切った身体に早朝ラーメンを注ぎ込む。

美味い。釣りばっかりではなく、こうしたキャンプ要素を組み込むことで更に充実した一日になるね。



食後のコーヒータイム。

渓流を眺めながらの一服、朝から感無量。



今朝の釣りをして、今シーズンラストの釣行にする予定だった。

しかし、昨日に三島由紀夫アマゴに出会えたおかげで、あれを最後の締め括りにしたいと言う気持ちになっていた。

もう何もしない。僕を再び待ってくれている、二回目の家庭へ帰ろう。



2023.今シーズン終了。

奈良県十津川水系、生涯のホームリバーに決定。  

2023年09月16日

奈良、十津川水系釣行。~11戦目~

いよいよ今月で禁漁。

最後のラストスパート。



仕事を終え、いつものように前泊して宴を楽しんだ。



今夜も寂しいソロ宴、と言いたいところだが・・・。

今日は一年以上ぶりに、前職場の釣り友「通称:兄貴」との前夜祭。

趣味が一致する人は、いつまでも関係性が途切れないね。



朝を迎える。

兄貴は先に、目指すポイントに出発したようだ。

僕らの関係はドライで、一緒に釣り上がるのではなく、各々が好きなポイントから入って勝手に解散。

渓流釣りはそういう方が良いと思う。



いつものポイントが超渇水だったので、今日は初めてのポイントとなる中流域から入渓。

遡行しやすい下流域をずっと好んでいたが、ここはどうだろうね。



駐車場所のすぐ目の前に、明治時代に建てられた学校がある。

もちろん今は廃校だが、昭和50年までは存続していたようだ。

諸行無常、すべて移り変わっていく。

時が代わっていくから、時代。

自分のボロボロだった精神も、5年の歳月を掛けて、いつの間にか復活の狼煙を上げつつある。



ここの渓流は林道から渓までの高低差が非常に大きく、プチ登山の様相を呈してようやく渓へ降り立つ。



わぉ・・・。

大きな石がゴロゴロしており、いつもの公園砂場のような光景はそこに無かった。

下流と中流、距離は1~2km程度しか離れていないが、こんなにも変わるのか。



ワクワクして遡行開始したが、すぐに水深が深くなり進めなくなった。

自分のウェーダーは股関節までのタイプで短く、撤退せざるを得なかった。



どうしよう・・・。

現実的には慣れ親しんだ下流に引き返す方法が妥当だが、それも渇水で釣りにならず。



よし、釣り下がろう。

非常に効率の悪い釣り方だが、このスキルは大人気エリアの滋賀県茶屋川で何度も経験して会得している。

今日は平日、誰も下流に居なかったので迷惑は掛からないと判断。

環境・状況の変化に適応出来る人間が最も強い人間である。

by.ダーウィン。



釣り下がりのコツは、渓から出来る限り離れて下降することだ。

一級ポイントが出現。

ベージュ色、厳選した最高作の自作毛ばりを投げる。



まさかのカワムツ・・・。

このポイントをカワムツが占拠するとは。

その小さな魚体を考えると、カワムツは相当に優秀な魚だよ。

釣れない時間帯が続き、思い切って毛ばりをチェンジ。



オールブラックス。

自作した黒い毛ばりの中でも、特に出来が良い毛ばりを厳選した精鋭団である。

この中でさらに、エリートを選択する。



ハックルの質・量が高バランスで組み合わさった、最高品質の毛ばり。

通称:ネルソンマンデラ。

南アフリカ黒人初の大統領だ。

この人はね、長い間投獄されて、その後大統領になって、多くの人の苦しみを救った偉大なる人だ。

きっと、自分の今の状況も打破してくれるだろう。



流速、底石、すべてが理想的なポイント。

ネルソンマンデラを投入!!

1・・・2・・・3・・・。ラインが動く!!



久しぶりのアマゴヒット。

サイズは普通だが、釣りの喜びとは、それに出会うまでの労力だと思う。



ここは、本当に素晴らしい。

プチ山岳渓流が楽に移動でき味わえる。

もっと早くから来ていたら良かった。



今日の釣行は終了。

あまりに楽しかったので、来週もまた来よう。  

Posted by ゆみ王 at 18:37Comments(4)テンカラ渓流釣り