金沢単身赴任生活、雨晴海岸キャンプと小松市日用町の「苔の里」

ゆみ王

2025年06月15日 21:54



奈良から石川県への単身赴任生活。

まだ2ヵ月と少々しか経っていない。

まだ、という言葉が出てくる時点で、自覚していないがストレスフルの状態なのだろう。



ここは、富山県にある「雨晴海岸キャンプ場」

キャンプ世界では有名な場所らしい。

自分は、もっぱら渓流釣りの前夜祭でしかキャンプをしないので、その辺はよく知らない。



穏やかな潮騒、海の向こうには何も見えるはずが無いのに、地形柄故に立山連峰がそびえる。

このキャンプ場は、一生記憶に残るキャンプ場だ。



こっちに来て、はじめて「友達」と呼べる人間が出来た。

大人になると、ましてや仕事での異動となると、こうした「友達」が出来ることは本当に嬉しい。



焚火を囲み、夕方から深夜まで、色々とずっと語りふける。

この人は、能登半島地震でお母さんを亡くされたそうだ。

一人の煩悩により、子供二人を失った自分、色々と共通点があった。

この人とは、何かしら互いに響くものがあり、この将来、何かありそうな気がした。




翌日。

相変わらず、雨、もしくは風の影響で渓流釣りは出来ず。

グーグルマップを見ていると、石川県小松市日用町という所に「苔の里」なるものが表示されていた。

苔と言えば雨、雨と言えば苔。

旬のものを見るべく、行ってみた。



これは・・・

自分は昔から苔が好きだが・・・・




ここは、そして、この「日用神社」は・・・



京都の苔寺と同等か、もしくはそれ以上・・・

自分以外に人は居ない。

この静けさも加味すると、ここは自分の知る限りNo1の苔寺、じゃなくて苔神社だ。

「わびさび」が感じられ、すべての煩悩が消化する。



願掛け。

どうか、現地妻が出来ますように・・・

※煩悩まみれ・・・。



外に出ると、苔が売っていた。

格安であり、ヒノキゴケという品種を買った。




苔の手入れをされている現地の方より、苔の里維持におけるボランティアの誘いを受けた。

この日用町の集落、なんと人口30人だと。

やがてこの地を去る自分だが、なにかしら、この集落の力になりたいと思った。



水槽で育てる苔、部屋に緑があるのは、心が落ち着く。



単身赴任は孤独で、現地遊び相手にオカヤドカリを買った。

まったく懐かないが、しぐさが中々可愛くて癒される。



オカヤドカリも気に入ったようだ。



人生初のボランティア活動、やってみようかな。

現地妻を見つけるキッカケになりそうだし・・・。

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